- 2020-1-25
舞台「DECADANCE」~太陽の子~が、1月24日より東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIにて開幕しました。
今作は「ONLY SILVER FISH」、「PSY・S」など数多くの作品を手掛けている西田大輔氏の書き下ろしの作品で、魔女伝説のルーツを巡る少年たちの冒険物語。
公演初日直前に囲み会見が行われ、主演の塩野瑛久さん(テイラー役)をはじめ、長妻怜央さん(マリウス役)、猪野広樹さん(ジェンバ役)、小南光司さん(パサド役)、白本彩奈さん(アンナ役)が登壇。今作への意気込みや開幕を控えての心境などを語りました。
塩野 まずは誰一人欠けることなく初日を迎えることが出来て本当に嬉しいです。本当に暖かいカンパニーで、みんな熱くて、その熱さを、それぞれの良さを、物語が加速していくに連れて引き出してくれる物語になっています。僕が演じるテイラーは、かつて「太陽の子」と呼ばれていた少年の役で、ある日突然太陽の子と呼ばれていた時の面影がなくなる状態になるんですが、それが何故なのか。そして少年4人の物語を見ていただきたいです。
長妻 マリウスという役は愛情深く、愛されるキャラクターです。でもそれが強すぎるがゆえに、反発したり上手くいかなくなったりして、もどかしい部分が多くて、自分の気持ちをはっきり言えないようなタイプですが、自分を持っているまっすぐな人物です。「月の子」と言われていて、クールな役でもあるので、そこも楽しみにしていてください。とにかく頑張ります!!
猪野 ジェンバはこの世界で情報屋の仕事をしています。ジェンバのセリフで「俺たちはいつから俺たちの言葉を失ったんだろう」という言葉があって、ジェンバを語るにはその一言で全部集約するキャラクターなので、その言葉を軸にして、物語を見てくれたらと思います。本当にこの座組が大好きで、できれば開幕してほしくないとさえ思っていますが、そういうわけにもいかないので(笑)、精一杯頑張ります。
小南 パサドは道化師という職に就いていますが、彼はこの作品において序盤からヒロインのアンナと接触して、物語の始まりとなる場所で彼女に手を差し伸べたり突き放しするものの、大事な部分では大切なものを残していく役です。意気込みとしては子供の頃の忘れないと言いますか、冒険心をくすぐられる内容なので、見ているお客さんが少年の頃の気持ちや大人になった今の気持ちというのを照らし合わせて、この世界にのめり込めるように精一杯演じていきたいです。
白本 アンナは、「自分が何者かわからない」という中で、「お兄ちゃんに会いたい」という一つの目的で街を飛び出していろいろな方に出会って、いろいろ冒険して揉まれて成長していく少女です。物語としてキーポイントとなる役ですが、自分としては実年齢と同じ役を演じさせていただくので、素の自分を出したいと思っています。
稽古場でのエピソードを聞かれた塩野さんは「怜央は月の子を演じるんですが、根っからの“太陽の子”でみんなを明るくしてくれます。でも稽古中に西田さんから『お前はずっとジメっとしていろ!』って言われていました」と秘話を語り、指摘された長妻さんは「言われて3分後には明るくなっていました(笑)」と回答。
また猪野さんについて「DISGoonieのメンバーから絶賛でした。猪野くんだけに注目してほしいです!」と記者陣に報告すると、猪野さんは塩野さんに小声で「やめろよ! ミスったらどうするんだよ! あとで何かおごってあげるから」とツッコみ、微笑ましいやり取りを見せてくれました。
続けて「光司くんは今回マジックを8個ぐらい覚えて、ちゃんと役作りしていましたね。白本さんは17歳とは思えないような堂々としていました」と塩野さんは共演者をベタ褒め。
その後は逆に「共演者から見た塩野さんの座長っぷりは?」という質問が飛ぶと、猪野さんは「顔合わせの時に絶対に怖い奴だと思っていました(笑)。でも気さくにしゃべってくれたり、本人は『座長感はない』と言っていますが、みんなとディスカッションしたり、周りの芝居を見ていて、頼りがいのある座長でした」と絶賛。
続けて、小南さんが「この4人の中では一番良い体をしています」と挙げると、白本さんから「ずっと鍛えていたし、野菜しか食べていないんです。瓶にドレッシングを持参していて、私だったら絶対やらないです」と塩野さんの食生活について仰天の報告。
長妻さんも「(塩野さんが)リンゴをジップロックに入れてきていて、僕が『リンゴだ!いいなぁ~』って言ったんです。それって普通『欲しいな』という意味で、てっきりくれると思っていたんですが、全然くれなかったんですよ!」と暴露。猪野さんが「瑛久はくれないよ」と長妻さんに告げると、塩野さんは「それってケチ話じゃないか!」とツッコみを入れて、座長らしく会見を盛り上げてくれました。
今作には登壇者のほかにも、中村誠治郎さん、村田洋二郎さん、菊池修司さん、萩野崇さん、谷口賢志さんらといった実力派キャストが出演しています。
舞台「DECADANCE」~太陽の子~は、2月1日まで東京公演が行われ、2月8日より森ノ宮ピロティホールにて大阪公演が上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
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☆Information
舞台「DECADANCE」~太陽の子~
日程
東京公演:2020年1月24日(金)~2月1日(土) 全13ステージ
大阪公演:2020年2月8日(土)~2月9日(日) 全3ステージ
会場
東京公演:EX THEATER ROPPONGI
大阪公演:森ノ宮ピロティホール
出演
塩野瑛久 長妻怜央 猪野広樹 小南光司 白本彩奈 尾崎由香 田中良子 中村誠治郎 村田洋二郎 菊池修司 芦原優愛 片山萌美 小室さやか 萩野崇 谷口賢志 ほか
作・演出・プロデュース:西田大輔
公演協力:ゼクシード
主催:2020舞台「DECADANCE」-太陽の子-製作委員会
≪ディスグーニー公式サイト≫
http://disgoonie.jp/
≪舞台特設サイト≫
http://disgoonie.jp/decadance/
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