《POWER PUSH 3/7》加藤和樹アーティストデビュー7周年記念インタビュー 7DaysUp

  • 2013-8-17

《POWER PUSH》今年、アーティストデビュー7周年を迎えた加藤和樹さん。7月7日の7周年記念ライブを大成功させた加藤さんに、ライブやこの7年間を振り返ってもらいました。いまだから初めて語れるエピソード他、7日間連続配信Part.③

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【7にまつわる質問 Part.1「高橋克典さんの”頑張れ、和樹!”」】
■テーマ:自分に影響を与えた7人

加藤 俺が音楽を始めるきっかけになったバンド”ザ・ベイビースターズ”。そして応援してくれる家族。地元の友達も『僕らの未来~3月4日~』(作詞:加藤和樹)の歌詞の中にあるように、俺にとっては大切な存在。たまに会うと、みんな会社でも出世してて、ちょっとお腹出てきちゃって、ポンポンみたいな感じなんだけど(笑)、家庭を持って、顔つきも以前とは変わってるし、そういうヤツらが身近にいるから自分も負けられないなって思うし……。 もちろんドラスティックスのメンバーは俺に音楽を教えてくれた人たちだし、一番近くで”アーティスト加藤和樹”っていうものを育ててくれた人たち。親身になって俺を引っ張っていってくれるマネージャーや、もちろん応援してくれるファンの存在があるからこそ俺は頑張れるわけで……1人1人上げていったらキリがないですね。だって、みんなが今の俺を作っているんですから。

――共演者で刺激を受けた人というと?

加藤 それはもちろん、今まで共演した全ての人を挙げていきたいけど、強いて1人というのであれば、高橋克典さんかな。デビュー直後に克典さん主演のドラマ『特命係長・只野仁』(2003年7月~9月)で共演させていただいて、最後に台本にサインをしていただいたんですよ。 でも、そこから俺は1回芸能活動から離れて、自分自身が本当に何をしたいのか模索する時間を過ごしたんです。その時に「頑張れ、和樹!」って書いてくれた言葉が支えだったし、辛くなった時に台本を取り出して眺めては、「いつか役者として、また克典さんと仕事が出来るようになりたい!」と思って頑張る事が出来たし。それが自分の中でずっと夢に思っている事ですね。

■テーマ:7つのターニングポイント

加藤 まず『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』に出場したことがきっかけでこの世界に入ったこと。1回芸能活動を辞めた事。その後、今のマネージャーに拾われたこと(苦笑)。テニミュに出演したこと。CDデビュー。日本武道館公演。JOKERでの活動……かな? 細かく言えばキリがないけど、音楽活動をベースに考えると、そんな感じ。 俳優としてのターニングポイントは、『ホタルノヒカリ』や昼ドラ出演、映像と並行して舞台の方でも転機になる作品に出会っていますから、7つだけって言われても選べないです。 『仮面ライダーカブト』で田﨑竜太監督に「役者、辞めるなよ」って言われたことも、俺の中では大きな出来事だったしね。ライダーの後に「なんか芝居って分かんない」「難しいな」「あんまり好きじゃないな」って思う事もあったけど、多分監督のそのひとことで俺は踏みとどまっていられたんですよ。その後『仮面ライダー THE NEXT』で、また田﨑さんと仕事が出来た時には、「僕、芝居辞めていませんよ!」って言いました。それを言いたいがために頑張ったところもあったかもしれないですね(笑)。

――「芝居ってむずかしい」「あんまり好きじゃないな」って苦手意識を持っていたのが、変わるきっかけって何かあったんですか?

加藤 正直『ホタルノヒカリ』の時は”演じる”って自分の中でクエスチョンな部分だったんですよ。与えられたセリフをしゃべって「こうしてください」って言われた事をやっているうちに「あれ? 演じるって何だろう?」て、すっごく考えたんです。テニミュとか『仮面ライダー』ではキャラクターを演じていたけど、『ホタルノヒカル』では普通でいる事の難しさを知ることになったんですね。 「ナチュラル?」「自然って何?」「自分に近ければいいの? でもそれって役じゃなくて自分じゃん?」って。それまで自分はキャラを作って演じることしか出来てなかったっていうのが、すっごいまざまざと思い知らされて……。それ以降ですよね、芝居について考えるようになったのは。 その後もいくつか作品に出演させていただいた中で、ようやく自分でも「普通に出来るようになったかな」って思ったのは、『赤い糸の女』の石母田栃彦(いしもだ とちひこ)さん。そのドラマの直前に、舞台『レシピエント』で演出家のG2さんと一緒にお仕事出来た事が大きな転機になりました。 それが昨年の2月くらいの話で、『レシピエント』の後には、『コーヒープリンス』と『里見八犬伝』をやって、今年に入って『千本桜』『オセロ』、そして9月には『ロミオ&ジュリエット』があるし、来年には舞台『真田十勇士』があって……。『コーヒープリンス』で山崎育三郎くんと共演したことが「もっとミュージカルを、やってみたい!」って思うきっかけになって、初めて自分から受けたミュージカルのオーディションが『ロミオ&ジュリエット』だったんですよ。

(取材=近藤明子)


■加藤和樹初のアコースティックライブ
『KK-station~フラクリ~』
【日 程】
11月13日(水)大阪・梅田 AKASO(18時開場・19時開演)
11月14日(木)愛知・名古屋 Electric Lady Land(18時30分開場・19時開演)
11月21日(木)東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE(18時開場・19時開演)
【チケット代】5,250円(税込)+ドリンク代500円
【チケット発売】10月6日
※ファンクラブ会員先行受付はDMにてお知らせいたします。
【ファンクラブ募集中】
ファンクラブ募集要項をおおくりさせていただきますので、80円切手を貼った返信用封筒(住所氏名を記載してください)を同封の上、下記へお送りください。
●送付先●
150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-15日通渋谷ビル3F 株式会社J-ROCK「VOICE」入会希望宛
★★ローソン店頭ならびにローソンWEB「ローチケ.com」でも入会受付中
※詳しくは加藤和樹公式サイトまで
http://kazuki-kato.jp/
■ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎
振付:TETSUHARU(増田哲治)
出演:城田優 古川雄大 柿澤勇人 / フランク莉奈 清水くるみ / 尾上松也、平方元基 / 加藤和樹 / 東山光明、水田航生 / 岡田亮輔、加藤潤一 中島周、大貫勇輔、宮尾俊太郎 石川禅 / 安崎求 / 鈴木結加里 / 中山昇 / ひのあらた / 未来優希 / 涼風真世 ほか
【東京公演】
日程:9/3(火)~10/5(土)
場所:東急シアターオーブ
チケット料金:S席\13,000 / A席\9,000 / B席\4,000
【大阪公演】
日程:10/12(土)~10/27(日)
場所:梅田芸術劇場メインホール
チケット料金:S席\13,000 / A席\8,000 / B席\4,000
※お問い合わせ
・ホリプロチケットセンター 03-3490-4949 http://hpot.jp
・梅田芸術劇場 06-6377-3800 http://www.umegei.com/
※公式サイト
http://romeo-juliette.com/
■2014年日本テレビ開局60周年特別舞台「真田十勇士」
【公演日/会場】
★東京公演:2014年1月7日(火)~2月2日(日)
会場:青山劇場(一般発売:2013年9月上旬予定)
★大阪公演:2014年2月7日(金)~2月19日(水)
会場:梅田芸術劇場メインホール(一般発売:2013年10月上旬予定)
【出演】
中村勘九郎 松坂桃李 比嘉愛未 福士誠治 中村蒼 高橋光臣 村井良大 鈴木伸之 青木健 駿河太郎 石垣佑磨 加藤和樹 音尾琢真 加藤雅也 真矢みき
【脚本】マキノノゾミ
【演出】堤幸彦
【企画・製作】 日本テレビ
★公式HP
http://www.ntv.co.jp/sanada60/
■アニメ「義風堂々!! 兼続と慶次」(ぎふうどうどう かねつぐとけいじ)
原作:原哲夫・堀江信彦 漫画:武村勇治
「義風堂々!! 直江兼続-前田慶次 酒語り-」(月刊コミックゼノン連載中)
キャスト
直江兼続:浪川大輔
前田慶次:佐藤拓也
石田三成:加藤和樹
テレビ東京にて毎週火曜 深夜1時40分~2時10分
テレビ大阪にて毎週金曜 深夜2時10分~2時40分
テレビ愛知にて毎週水曜 深夜2時35分~3時05分
公式WEBサイト
http://gifuu.jp

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