- 2020-1-1
2020年2月2日から東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される、『最遊記歌劇伝－Oasis－』。峰倉かずやさんの大人気コミック『最遊記』シリーズ(一迅社刊)を原作とし、2008年の初演から11年以上続くシリーズの待望の最新作で、2019年6月に上演された『最遊記歌劇伝－Darkness－』に引き続き、“ヘイゼル編”を描きます。
『最遊記歌劇伝－Oasis－』メインビジュアル
スマートボーイズでは、孫 悟空役・椎名鯛造さん、沙 悟浄役・鮎川太陽さん、猪 八戒役・藤原祐規さん、ヘイゼル＝グロース役・法月康平さん、ガト役・成松慶彦さんのビジュアル撮影に密着！ メイキングショット＆インタビューとともに、撮影レポート特集を新春SPとして5日連続更新でお届けします。
Prat.1では、ガト役・成松慶彦さん編をお楽しみください！
ガト役／成松慶彦さん
■Prat.1 ガト役・成松慶彦さん編
【撮影レポート】
劇中メイン衣装となる旅衣装でカメラ前に登場した成松さん。姿勢よくスッと静かに立つ様は、もう舞台本番が始まるのか!? と思うほどの雰囲気をまとっています。ホルスターに収めていたガトの武器である2丁の銃を取り出して、前に向けて構えた り、手をクロスさせたポーズになったりと自由にポージング。
ドレッドヘアが印象的なガトですが、撮影中にドレッドの一束が不自然にピンッと跳ねてしまいます。一旦撮影をストップし、ヘアメイクさんに直してもらうことに。高身長の成松さんはメイクさんが直しやすいよう、自ら腰を落として対応。すかさずスタッフさんがイスを運んで来ると、「ありがとうございます！」と笑顔で感謝していました。
【成松慶彦さんソロインタビュー】
――今回でビジュアル撮影は２度目となりますが、いかがでしたか？
成松さん そうですね。前回と比べるとスムーズにできたかなと思います。1度経験させてもらっているので、なんとなく体に染み付いてます。衣装を着ると、役を思い出すと言いますか。前回のステージに立った感覚が蘇りました。
――ガトは前作『－Darkness－』から初登場のキャラクターということで、改めてガトのキャラクターについて教えていただきたいです。
成松さん ガトはヘイゼルを守る男です。ヘイゼルを守りながら、一緒に旅をしていますが、実はただ守ってるだけじゃなく、ヘイゼルに対してあることを感じつつ、そばにいるキャラですね。あとは……静かであんまりしゃべらないです(笑)。
――寡黙なキャラクターですよね。演じる際に意識していることはありますか？
成松さん ヘイゼルとは言葉を交わさなくても、わかり合えてるんですよ。ずっと一緒にいるからこそわかるものがあって。今近づいてほしくないんだなっていうのを察知できたり。そういう距離感を表現することが前回の課題でした。のり(法月康平さん)と稽古場で仲良くなって、のり自身についてもちょっとずつわかってきたし、ヘイゼルとガトとして自然にそのまま入り込めたような気がしてました。
――法月さんと仲良くなった経緯は？
成松さん それが僕、めっちゃ人見知りで(笑)。まさにガトなんですよ。のりものりで、けっこう人見知りなんですよ、実は。だから最初、僕が稽古場の上手(かみて)、のりが下手(しもて)っていう、一番距離があるところに座っちゃったんですよ(笑)。でも、自然と近づいて、最終的にはのりといる時間が一番長かったです。いつの間にか、常に隣同士にいました。なので、無理に話しかけにいったわけではなかったですね。
――『最遊記歌劇伝』シリーズが始動して約11年。長く愛される作品に新キャストとして参加する心境はどういったものだったんでしょうか？
成松さん 多くの方々から愛されてる作品ということは知っていたので、めちゃめちゃプレッシャーはすごかったです。ありがたいことに共演経験のある役者さんがたくさんいたので、頼もしかったです。彼らに胸を借りるつもりで、カンパニーにスッと入れたかなと思います。すでに世界観が出来上がっている作品に新しく参加させてもらって、もしこれで失敗するようなことがあれば、初登場の僕たちのせい。僕たちが加わったことで、この作品をまた1つ新しい歌劇伝にしなければいけないと思っていました。そうでないと、僕らが入った意味がないので。そういう部分でもプレッシャーは感じてました。
――次回作『－Oasis－』にちなんで、成松さん自身がオアシスだと感じる場所や、癒やしの瞬間を教えていただきたいです！
成松さん ベッドです！ 僕、めっちゃ寝るんですよ。12時間とか平気で寝られるタイプです(笑)。暇さえあれば寝てます。
――じゃあ、寝具に何かこだわりがあったり……？
成松さん いや、眠れれば何でもいいです！ ベッドに入ればすぐに眠れるんで、これだけは自慢ですね！
――今日もぐっすり眠れそうですか？
成松さん もちろん、今日もすぐに眠れると思います！
――ありがとうございます(笑)。では、最後に『最遊記歌劇伝』の新作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします。
成松さん 今回はひろくん(鈴木拡樹さん)演じる三蔵がいない物語で、(椎名)鯛造が座長を預かります。僕は鯛造のこと昔から知ってるんですけど、『－Darkness－』で久しぶりにご一緒させてもらって、本当に頼もしくてステキな役者さんに成長していたので、何も心配してません！ みなさん、楽しみに待っていていただければと思います！
――以上、Prat.1 成松さん編をお届けしました。
明日1月2日配信予定のPrat.2では、ヘイゼル役の法月康平さん編をお送りいたします！
『最遊記歌劇伝－Oasis－』は、2020年2月2日～2月9日まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演。公演詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
■『最遊記歌劇伝－Oasis－』
【原作】峰倉かずや『最遊記』『最遊記 RELOAD』(一迅社刊)
【脚本・演出】三浦 香
【主催】最遊記歌劇伝社(CLIE・フロンティアワークス)
【日程】2020年2月2日(日)～2月9日(日)
【劇場】紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【出演】
椎名鯛造、鮎川太陽、藤原祐規、法月康平、成松慶彦、村田 恒、うじすけ
アンサンブル
今井 稜、及川崇治、大澤信児、是澤洋文、榊原 雄、轟 大輝、
西田直樹、橋本有一郎、森田龍、和久井大城
【チケット】・桃源郷シート10,800円※特典付き(全席指定／税込み)
・一般席7,800円(全席指定／税込み)
≪公式サイト≫
https://www.clie.asia/saiyukikagekiden/os/
≪公式Twitter≫
＠saiyuki_kgkdn
