【新春SP③】『最遊記歌劇伝-Oasi-』猪八戒役・藤原祐規「4代目八戒として頑張ります」ビジュアル撮影レポ&インタビュー5連続UP

  • 2020-1-3

2020年2月2日から東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される、『最遊記歌劇伝-Oasis-』。峰倉かずやさんの大人気コミック『最遊記』シリーズ(一迅社刊)を原作とし、2008年の初演から11年以上続くシリーズの待望の最新作で、2019年6月に上演された『最遊記歌劇伝-Darkness-』に引き続き、“ヘイゼル編”を描きます。

『最遊記歌劇伝-Oasis-』メインビジュアル

『最遊記歌劇伝-Oasis-』メインビジュアル

スマートボーイズでは、孫 悟空役・椎名鯛造さん、沙 悟浄役・鮎川太陽さん、猪 八戒役・藤原祐来規さん、ヘイゼルー=グロース役・法月康平さん、ガト役・成松慶彦さんのビジュアル撮影に密着! メイキングショット&インタビューとともに、撮影レポート特集を新春SPとして5日連続更新でお届けします。
Prat.3では、猪 八戒役・藤原祐規さん編をお楽しみください!

猪 八戒役/藤原祐規さん

猪 八戒役/藤原祐規さん

■Prat.3 猪 八戒役・藤原祐規さん編
【撮影レポート】
メイク室から出てきた旅衣装姿の藤原さんは、まだモノクル(片眼鏡)装着前。カメラ前に立ち、軽くポージングをしたあと、モノクルをかけます。すると、「あ~、この感じ。懐かしい!」と、顔をほころばせてニッコリ!

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ときおりスタッフの方から『最遊記』の参考資料を見せてもらいながら、モノクルに手をあてたり、腕を組んだりと礼儀正しく温厚な八戒らしいポーズを披露していきます。さらに撮影がすべて終了すると、深々とお辞儀。最後まで八戒らしさを見せる藤原さんでした!

【藤原祐規さんソロインタビュー】
――藤原さんが猪 八戒の衣装を着るのはかなり久しぶりかと思います。久々に衣装に袖を通してみて、いかがでしたか?

藤原さん いや~、撮影の初めはまだ実感はなくて、体に残ってる感覚みたいなものを再現してるうちに、だんだん感覚を取り戻してきました。でも、スタッフのみなさんは実感も何も先に舞台の準備進めてますから、僕が「あ、こんなんやった気がするー!」って感動しても、特に反応はなかった気がします(笑)。『最遊記』がまた始まったと実感が沸くのは、僕が一番遅かったかもしれません。でも、懐かしいというよりは戻ってきたんだなって、感慨深い感じです。

――撮影しながら、すぐに八戒の感覚は取り戻せたんでしょうか?

藤原さん こんなことやってたなっていうのは、すぐに思い出せましたね。でも、まだまだこんなもんじゃなかったやろ!っていう気持ちもあります(笑)。

――前作の『-Darkness-』の八戒はさいねい龍二さんが演じていたので、ほかのキャストのみなさん以上に時間が空いての『最遊記』になりますね。

藤原さん さいねいさんが初代八戒で、僕が2代目八戒。前回はさいねいさんがまた八戒をやってくださったのは、僕としてもホッとした部分はありました。僕がいない間に八戒をされる方ってどんな人やろうっていうのは気になるので。さいねいさんがやってくださると知ったときは、すごくうれしかったです。しかも、初代でいらっしゃるのに、「3代目八戒の気持ちでやります」と話してくださってるのを動画で見かけたんです。実はそのときに、僕も何かのコメントで「4代目八戒として頑張ります」って言ったことがあって。だから、同じ気持ちでいてくださるのがとてもうれしかったです。僕は僕の八戒をやるというのが根底にはありますが、さいねいさんからのバトンを感じて、4代目八戒として頑張ろうと思います!

――久々となるこのカンパニ―での稽古で、楽しみにしていることはありますか?

藤原さん ガト役のなり(成松慶彦さん)とは10年ぶり以上に共演するんです。お互いもうアラフォーなんですけど、2人ともこの仕事を辞めずに『最遊記』で再会できるのは感慨深いものがあります! あとはみんな知り合いなので、しのぎを削って切磋琢磨していけたらなと。稽古に向かう意気込みとしては不安です。いちからチャレンジャーする気持ちなので、『―God Child―』で僕が2代目八戒として入ったときの気持ちと似てるかもしれないです。

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――今日のビジュアル撮影で、椎名さんとお会いできたかと思いますが、何かお話されました?

藤原さん ん~、隣同士でメイクをしてるときに「今度のイベントよろしくね~!」っていう話を少し。お互いのイベントに出るので。今回の作品については……「悟空が動く話になると思うからな~」って言ってましたね。僕としても気になるところの話にもなって。前回の『-Darkness-』に覚醒した八戒が出てきたんですけど、それが今回はどうなるのか? 僕は覚醒した八戒をやるのかやらないのか、それも1つのポイントですね。もしも、もしもやるんやとしたら、鍛えなあかんな~っていう(笑)。体力面が心配だからっていう話をしました。

――『-Oasis-』にちなんで、藤原さん自身がオアシスだと感じる場所や、癒やしの瞬間を教えていただきたいです!

藤原さん 最近ちょっと日本酒にハマってます。飲みやすい日本酒を探し、取り寄せ、飲むというのをやってますが、この話はいったんキープしておいてもらって……。ペットショップに行ってます!

――だいぶ方向転換されましたね(笑)。

藤原さん こっちの話のほうがかわいいですね! ペットショップで犬を見て、「ちょっと抱いてもいいですか?」なんてお願いして。シュシュっと手を消毒して、抱かせてもらう。「この子、両親は大きいんですか?」とか「大きくなってもこのくらいですかね?」みたいな質問を店員さんにしておきながら、「ありがとうございました。また来ます」って言って、買わない!(笑) なぜなら僕の家はペット不可。ただ、次に引っ越すときはペット可の部屋にしようと思ってます。で、ペットを飼うなら犬かなって考えてるところです。

――動物がお好きなんですね!

藤原さん そうですね。今も実家では犬を飼ってて。チワックスですね。すごくかわいいですよ~。チワックスの前にゴールデンレトリーバーを飼ってまして、アイツはヤバかったです!

――何かご苦労なさったんでしょうか?

藤原さん 運動量が半端ないんですよね。どれだけ散歩に行っても足りひん! みたいな。メシもめっちゃ食いますし。だから、何でもコンパクトな小型犬は飼いやすいなと思いますね。

――でも、今のところ飼う予定はまだないんですよね(笑)。

藤原さん たぶんペットショップの店員さんも思ってると思います。「アイツ、また来たな。飼わへんくせに」って。一応、「今悩んでて、いい子を探してるんですよね」って言ってはいるんですけどね(笑)。

――なるほど。

藤原さん 日本酒の話もいいですか?(笑)

――ぜひ、お願いします!

藤原さん この間、間違えて1.8ℓの日本酒が届いて。一升瓶っていうんですか。缶で飲むのと違って、なかなかなくならないから、潰れるまで飲むことになるんです。もうええわって思うまで飲んでしまうんですよ。もうええってなるときって、外やと帰るらないかんから余力を残してるんですけど、家ではあと寝るだけやから、立ち上がったときに、フラッて。そのままベッドにバタン。こういうときに目覚ましを設定してなかったら終わりですよ。

――その一升瓶は1日で空けたんですか!?

藤原さん いや! でも、3分の1くらいは飲んだかな。おつまみも取り寄せたりして。

――おつまみもお取り寄せ! 晩酌にこだわってますね。

藤原さん おちょこも買おう! みたいな(笑)。

――日本酒を選ぶ基準はあるんですか?

藤原さん たまに偉い方々においしいお店に連れてってもらったときに、マスターお勧めの日本酒を入れてくれることがあって。そのときに「このお酒、なんですか~?」って、ラベルの写真を撮って、検索するんです。意外とお手頃だったりして、これやったら自分でも買えるわ~って注文してますね。水みたいに飲みやすくて、おいしいんですよ!

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――ありがとうございまます! 最後に『最遊記歌劇伝』の新作を楽しみにしているファンの方々へ、メッセージをお願いいたします。

藤原さん 『-Reload-』から時間が経って、『-Darkness-』が上演されたとき、SNSの反応や出演するキャスト陣からの話を聞いて、お客さんがとても楽しみにしてくださっていたという印象でした。残念ながら、僕はそこにいられなかったんですけど、さいねいさんに繋いでいただいたので、今回は僕もさいねいさんの気持ちを継いで、『-Oasis-』で拡樹がいないからこそ、最高傑作にしないといけないんじゃないかと思います。そのためにできることは星の数ほどありますが、とにかくストイックにやれること全部やって、プロとして作品がおもしろくなるよう常に上を向いて取り組みます! 月並みですけど、みんなと一緒に一生懸命頑張っていくんで、ぜひ劇場へ足をお運びください。

――以上、Prat.3 藤原さん編をお届けしました。
明日1月4日配信予定のPrat.4では、沙悟浄役の鮎川太陽さん編をお送りいたします!

『最遊記歌劇伝-Oasis-』は、2020年2月2日~2月9日まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演。公演詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。

☆Information

■『最遊記歌劇伝-Oasis-』
【原作】峰倉かずや『最遊記』『最遊記 RELOAD』(一迅社刊)
【脚本・演出】三浦 香
【主催】最遊記歌劇伝社(CLIE・フロンティアワークス)
【日程】2020年2月2日(日)~2月9日(日)
【劇場】紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【出演】
椎名鯛造、鮎川太陽、藤原祐規、法月康平、成松慶彦、村田 恒、うじすけ
アンサンブル
今井 稜、及川崇治、大澤信児、是澤洋文、榊原 雄、轟 大輝、
西田直樹、橋本有一郎、森田龍、和久井大城

【チケット】・桃源郷シート10,800円※特典付き(全席指定/税込み)
・一般席7,800円(全席指定/税込み)

≪公式サイト≫
https://www.clie.asia/saiyukikagekiden/os/
≪公式Twitter≫
@saiyuki_kgkdn

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