2015-7-9

9月17日より、東京・天王洲銀河劇場にて上演される舞台『武士白虎もののふ白き虎　- 幕末、「誠」に憧れ、白虎と呼ばれた若者達 -』。
史実を基に、白虎隊の中でも飯盛山で壮絶な最期を遂げた『白虎士中二番隊』を主軸に、幕末の揺れ動く時代を疾走した少年たちの激動の一生を描きます。

脚本演出を担当するのは、舞台『戦国BASARA』シリーズの演出を担当した西田大輔氏。

キャストは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン白石蔵ノ介役の安西慎太郎さんと、『烈車戦隊トッキュウジャー』トッキュウ4号／ヒカリ役の横浜流星さん。
そしてミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン手塚国光役の和田琢磨さん、『海賊戦隊ゴーカイジャー』キャプテン・マーベラス／ゴーカイレッド役の小澤亮太さん、ミュージカル「薄桜鬼」黎明録井吹龍之介役の白又敦さん、舞台『弱虫ペダル』泉田塔一郎役の河原田巧也さん、舞台『戦国BASARA』真田幸村役の松村龍之介さん、7月スタートの『ウルトラマンX』への出演が決定した松本享恭さんら、注目の若手俳優が名を連ねています。

ほかにも、『仮面ライダー鎧武／ガイム』戦極凌馬／仮面ライダーデュークの青木玄徳さんと、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』黒獅子リオ役の荒木宏文さんが新撰組隊士役で出演！　特撮ファンにはたまらないキャスティングとなっていることでも話題です。

ライバル関係の白虎隊隊士を演じます！

スマートボーイズでは、その注目の舞台を背負って立つ若き2人・安西慎太郎さんと横浜流星さんにお話を伺いました。3回に渡りお届けするSPECIALインタビュー、Part①の今回は――

【白虎隊を知れば知るほど、軽い気持ちでは演じられないと思うようになりました】

――9月に上演される舞台『武士白虎もののふ白き虎～幕末、「誠」に憧れ、白虎と呼ばれた若者達～』で初共演を果たすお二人ですが、なんと今日が初対面なのだとか。お互いの第一印象はいかがですか？

安西慎太郎　横浜くんは、すごく落ち着いた雰囲気なので、最初は年下だと思っていなかったんです(※安西さん21歳、横浜さん18歳)。年下って聞いて「え！　ホントに!?」って感じでした(笑)。

横浜流星　僕は、安西さんがすごく優しい方で安心しました。いろいろ相談をさせていただきながら一緒に舞台を作り上げたいと思います。

――今回は時代劇作品なので、安西さん得意の殺陣がたっぷり見られますね。

安西　プロフィールの特技に「殺陣」と書いてはいますけど、技術的にはまだまだです(苦笑)。でも、殺陣やアクションの経験豊富な先輩方もいらっしゃいますし、演出の西田大輔さんは舞台『戦国BASARA』をはじめ、殺陣の多い舞台を演出されている方なので、稽古場にいるだけで勉強になるんじゃないかと、今から稽古がすごく楽しみです。
僕、何度か西田さんが演出をされた舞台を観ましたけど、どれも手数も多くて、激しくて、速いイメージです。

安西慎太郎さん

――西田さん演出の舞台は、ゲネプロ取材で撮影をしてもシャッター速度が追いつかなくていつも苦戦しています(苦笑)。横浜さんは殺陣の経験は？

横浜　殺陣は今回が初挑戦です！　僕はずっと空手をやっているので、その空手の動きを殺陣に生かせればいいなと思っています。

――安西さんは横浜さんが”空手世界一”というのは知っていましたか？

安西　今日お話をして初めて知って「世界一!?」ってビックリしました！　日本一でもすごいのに、世界一って……本当にスゴイですね！

横浜　いや、全然(苦笑)。

安西　そこは「全然」って言っちゃダメだよ！　アピールしていこうよ(笑)。世界で一番空手が強いってことなんだから。

――安西さん、稽古中に横浜さんを怒らせたら一撃でやられちゃいますね。

安西　うわぁ～、ボコボコですね(笑)。

――でも、刀を持てば……。

安西　その時は「スパーン！」っていきますよ！

横浜　それは一発で負けそう(笑)。

横浜流星さん

――ところで、今回の舞台は白虎隊のお話ですが、今から少しずつ勉強を始めたりしていますか？

安西　勉強というか、実在の人物を演じるのでその方について調べたり、白虎隊の生きた時代背景をすこしずつ調べたりとかはしています。

横浜　僕も時間がある時にちょっとずつ調べるようにしています。

――15～16歳の少年たちが、藩を守るために命をかけて戦うという史実があったと知って、どう思われましたか？

安西　僕は自分の15～16歳の時と比べて「ありえない」と思いました。もちろん当時とは時代も自身の置かれている立場も違いますが、知れば知るほど「この作品を軽い気持ちでは演じられない」と思うようになりましたね。

横浜　僕も同じ気持ちです。彼らの生きた時代は、覚悟を持ち命をかけて戦うことが当たり前だったけど、現代に生きる僕らには考えられないことで……。文献を読んだり白虎隊を描いたドラマや映画を観て推測するしかないですけど、機会があれば舞台の前に会津(※現在の福島県西部)に行って、白虎隊の生きた土地の空気を肌で感じることができたら、何か感じられるものもあるのかな？　ぜひ行ってみたいと思っています。

(Part②に続く)

取材・文／近藤明子
衣装／伊藤省吾

☆Information

舞台『武士白虎もののふ白き虎～幕末、「誠」に憧れ、白虎と呼ばれた若者達～』
【東京公演】
日程: 9月17日～9月27日
場所:天王洲銀河劇場
【名古屋公演】
日程:10月1日
場所:アートピアホール(ナディアパーク11Ｆ)
【大阪公演】
日程: 10月3日～10月4日
場所:梅田芸術劇場　シアター･ドラマシティ
演出?脚本:西田大輔
出演者:
安西慎太郎　横浜流星
和田琢磨　小澤亮太　白又敦
河原田巧也　松村龍之介　松本享恭
八坂沙織　村田洋二郎　松坂わかこ
青木玄徳　荒木宏文
赤井英和
【チケット料金】
全席指定8,900円(税込)
全席指定(非売品キャストポストカード1種付き) 9,400円(税込)
※3歳以上有料／3歳未満入場不可。
【公演に関するお問合せ】
◆東京公演
サンライズプロモーション東京：0570-00-3337(全日10:00～18:00)
◆名古屋公演
中京テレビ事業 052-957-3333(平日10:00～17:00)
◆大阪公演
キョードーインフォメーション 0570-200-888(全日10:00～18:00)
《オフィシャルサイト》
http://www.shirokitora.com/