2014-1-31

スーパー戦隊シリーズ第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』の制作発表会見が、1月26日東京ドームシティ・プリズムホールで行われ、志尊淳(しそんじゅん)さん、平牧仁(ひらまきじん)さん、梨里杏(りりあ)さん、横浜流星(よこはまりゅうせい)さん、森高愛(もりたかあい)さんの5人が登壇。会見レポート後半をお届けします。

（左から）梨里杏さん、平牧仁さん、志尊淳さん、横浜流星さん、森高愛さん

質疑応答で、「出演決定が決まった瞬間の感想」を聞かれ、もっとも感慨深げだったのは、平牧さん。
大きな登竜門として、デビューから目指してきた場所の1つが戦隊ヒーローだったとのことで、「これまで回り道や挫折を経験して……。ずっと連れ添っている今の女性マネージャーさんはとても明るくサバサバした人ですけど、出演が決まった時に『やっとここまで来たね』と涙ぐんだ声で言ってくれたのがグッと来て、いろんなことを思い出して、感無量という感じでした」と、自身も涙をこらえるような表情で、思い出を語ります。

トッキュウ1号・ライト役の志尊淳さん

また役柄について「コミカル担当的な部分を担っているんですが、とても難しくて……(苦笑)。笑わせるキャラになりたいのと、観てくださるお子さん達に愛されるトカッチくんでありたいの2点に注意して勉強してます。身近に志尊くんといういい素材がいまして、周りから愛されるまさにライトのような存在なので、僕はいつも影から志尊くんを観て勉強させていただいてます」と語り志尊さんをヨイショ(？)しますが、笑顔で「何も出ませんよ～(ニッコリ)」と志尊さんに釘を刺され、こちらも笑顔で「残念！(ニッコリ)」と返す平牧さん。このやりとりに報道陣も大笑いでした。

トッキュウ2号・トカッチ役の平牧仁さん

「子供の頃に憧れていたヒーローになれて嬉しかったですし、小学校1年生から空手をずっと続けていて、戦隊ヒーローに憧れを持っていました。今回決まったのが本当に嬉しく思いますし、空手をアクションに行かせたらと思います」と、感想とともに意気込みを述べたのは横浜さん。
横浜さん演じるヒカリは劇中で『けん玉』を使うそうで、「台本でけん玉を使うシーンがあると聞いて、速攻でけん玉を購入して練習しました。弟がけん玉をやってたので、弟にかなり教えてもらいました。今も暇さえあればやってます」と語ると、志尊さんが「顔見せの時に、『よろしくお願いします』と挨拶したら、バッグからけん玉を取り出してから出してきて。常にプロ意識が高いんですよ!!」と裏話を明かします。

トッキュウ4号・ヒカリ役の横浜流星さん

さらに平牧さんが、横浜さんに関する撮影エピソードを語ってくれました。
「撮影所の近くにスパゲティー屋さんがあって、ここなら早く料理が出るだろうと思って入ったら、流星くんのスパゲティーが中々出てこなくて。あと5分で出ないとまずいという時間になった時に、ようやく流星くんのカルボナーラが出てきて、『流星、5分ぐらいでここ出ないとまずいぞ!?』と言ったら、彼はなんと“1分”でスパゲティーを平らげまして。僕はスパゲティーを1分で食べれるんだというのを、そこで初めて実感できました。特技の欄に付け加えたほうがいいと思います!!(笑)」と暴露され、常に緊張の表情だった横浜さんも、この時ばかりは苦笑ながらも満面の笑顔でした。

関根勤さん

また、車掌役の関根さんによるビデオメッセージが流れると、今度は芸能界の大先輩でもある関根さんにまつわる撮影エピソードが飛び出します。

志尊さんは「関根さんは格闘技が大好きで、僕と流星くんは格闘技経験があって、格闘技の話で盛り上がるんです。関根さんは、大事なシーンをパッと終えた直後に『ねぇねぇ、内股蹴られるとどうなるの？』って聞いてくるですよ」と明かすと、続けて「モノマネとかやってくれるんですが、昔の方のなんで僕たち全然分からないんですよ。でも面白いんです(笑)」とジェネレーションギャップを感じさせるコメント。
その直後に平牧さんが「実は僕だけはモノマネが分かってしまって……。僕だけ笑ってもと思ったので、若ぶって分からないふりをしていました。関根さん、すいませんでした！」と平謝り。これには年配が多いマスコミ陣は、この日一番の大爆笑に。

テニミュで共演経験がある志尊さんと平牧さんはツッコミ＆ボケのナイスコンビネーション！

するとここからターゲットが平牧さんに集中！
志尊さんが「平牧くんに関しては、関根さんだけではなく、僕たち4人と平牧くんとのジェネレーションギャップが凄いんですよ。いきなりヘンなこと言い出すんで」と大暴露。
これには平牧さんも「絶対わかると思うんですけど、何かあったときに『ああ、クワバラ、クワバラ』って言うじゃないですか。そしたらみんなが『何の呪文？』とか『桑原さん、どうしたの？』とか言ってくるんです」と対抗意識をむき出しに。

格闘技経験がある志尊さんと横浜さんは、会見後のヒーローショーのアクションがすごかったです！

志尊さんは「『なんで知らないの？』と勉強を押し付けてくるんです。仁くん、それはね“歳の差”だと思うよ！(ニッコリ)」と迫ると、平牧さんは「絶対それは違う！本当に？」と突如弱気モードに。
そして森高さんが「あとは“マジで切れる5秒前”とか？」と例を出すと、「『MK5』ですね。チョベリバが流行った時代の言葉ですね」と平牧さんは解説しますが、森高さんは「それも勉強になりますよね」とピシャリ。
終始仲の良い5人でしたが、このときばかりは「4対1」の構図でした。

最後に志尊さんが「スーパー戦隊シリーズは、今までたくさんの先輩方がレールを敷いて、それに夢と希望を乗せて走ってきてくださいました。僕たちもその列車に乗り、そして子供たちの夢や勇気を乗せて、さらにさらにレールを伸ばしていけるように精一杯頑張っていきます」と“烈車戦隊”ならでは意気込みを語り、制作発表会見は終了しました。

列車がモチーフで、歴代戦隊の中でもかなりコミカルテイストな『烈車戦隊トッキュウジャー』。5人の面白さとともに、傑作になる予感、大です！

※放送は、2月16日（日）朝7時30分よりテレビ朝日系列にてスタート。
※平牧さん、横浜さん、伊勢さんが出演しているスマボMovie『キャラフルSTARS』は、iPhone＆Androidのスマボアプリで現在好評配信中。また、2月23日(日)スマートボーイズファン感謝イベント「スマボFes. 2014 in Winter」にも3人が登場します！チケット一般発売は2月1日(土)10時より開始です。

☆Information

『烈車戦隊トッキュウジャー』
2月16日(日)朝7時30分よりテレビ朝日系列にて放送
原作:八手三郎
脚本:小林靖子ほか
監督:中澤祥次郎ほか
主題歌:「烈車戦隊トッキュウジャー」伊勢大貴
出演:志尊淳平牧仁梨里杏横浜流星森高愛関根勤ほか
《番組公式サイト》 http://www.tv-asahi.co.jp/tqg/
(C)2014 テレビ朝日・東映AG・東映